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LiiNA編集部(以下、編集部):結婚が決まると、いよいよ指輪探しのスタートです。しかし、いざ探し始めると「婚約指輪と結婚指輪ってどう違うの?」「両方必ず買わなきゃいけないの?」といった疑問を持つカップルは非常に多いようです。最近では、2つの指輪を1つにまとめる「兼用」という選択や、2つの指輪を一緒の指に着ける「重ね付け(セットリング)」というスタイルも定番になっています。

そこで今回は、LiiNA(リーナ)代表でありウエディングプランナーの金子さんに、婚約指輪と結婚指輪の根本的な違いから、それぞれのライフスタイルに合わせた賢い選び方、そして手元を美しく彩る重ね付けのコツまでを徹底的に解説していただきます。金子さん、よろしくお願いします。

金子:よろしくお願いします。指輪は結婚準備の中でも特におふたりのテンションが上がる、幸せなアイテムですよね。昔は「婚約指輪は結納で飾って、あとはタンスの奥にしまっておくもの」というイメージもありましたが、今の時代はもっと自由で実用的です。それぞれの指輪の意味を正しく理解し、おふたりの価値観や予算に合わせて「兼用」や「重ね付け」といった現代的なスタイルを上手に取り入れることで、指輪選びがさらに楽しく、満足のいくものになりますよ。プロの視点でわかりやすくお伝えしていきますね。

婚約指輪と結婚指輪、それぞれの本当の意味と役割

編集部:まず基本的なところからおさらいさせてください。婚約指輪と結婚指輪は、それぞれどのような意味や役割を持っているのでしょうか。

金子:この2つの指輪は、贈られるタイミングも、込められた意味も全く異なります。

まず「婚約指輪(エンゲージリング)」は、男性から女性へ「結婚の約束(婚約)」の証として贈られる記念の指輪です。一般的にはプロポーズの際などに渡されます。中央に大きなダイヤモンドが輝く華やかなデザインが多く、ダイヤモンドの硬くて無色透明な性質から「永遠に変わらない、純真無垢な愛」を象徴しています。

一方「結婚指輪(マリッジリング)」は、夫婦となったおふたりが「結婚した証」として日常的に左手の薬指に着け続けるペアリングです。結婚式の中で行われる指輪交換の儀式で登場するのもこちらです。途切れることのない円の形が「永遠の絆」を表しています。家事や仕事中もずっと着けっぱなしにすることが多いため、引っかかりの少ないシンプルなデザインや、プラチナなどの耐久性に優れた素材が選ばれる傾向にあります。

それぞれの相場や詳しい基礎知識については、関連記事のエンゲージリング(婚約指輪)の意味と歴史。後悔しない選び方のポイントや、結婚指輪の選び方完全ガイド!相場から人気ブランド・手作りまでウエディングプランナーが徹底解説でもじっくり解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

婚約指輪と結婚指輪を「兼用」にするという新しい選択肢

編集部:最近は「婚約指輪と結婚指輪を兼用にする(1つの指輪にまとめる)」というカップルも増えていると聞きます。これにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

金子:「兼用」にする最大のメリットは、予算を1つの指輪に集中できるため、より高品質でこだわりのある指輪を選べるという点です。

例えば、婚約指輪と結婚指輪を別々に買うと、平均してトータルで50万円〜60万円ほどの予算が必要になります。しかし、兼用として1つの指輪に絞れば、30万円の予算でも、最高級のダイヤモンドをあしらったものや、誰もが憧れるような品質の高いリングを購入することができます。

また、「普段から指輪をたくさん着ける習慣がない」「高価な婚約指輪をもらっても、着けていく場所がなくてタンスの肥やしになってしまうのがもったいない」と考える実用主義の女性にとっても、兼用リングを毎日のお守りのように身に着けられるのは嬉しいポイントです。

編集部:兼用にする場合、どのようなデザインを選ぶのがおすすめですか。

金子:日常的に着けっぱなしにする結婚指輪の役割も果たすため、大きな一粒ダイヤモンド(ソリティア)が飛び出しているデザインよりも、リングの全周または半周にダイヤモンドが埋め込まれた「エタニティリング」や「ハーフエタニティリング」を選ぶのが圧倒的におすすめです。引っかかりが少なく、それでいて手元がパッと華やかになるため、兼用リングとして非常に人気があります。

例えば、1937年創業の老舗ジュエラーであるL&Co.(エルアンドコー)は、自社一貫製造のため、兼用リングにふさわしい高品質なダイヤモンドを敷き詰めたエタニティリングを、驚くほど良心的な適正価格で手に入れることができます。予算を賢く使いながら、品質には絶対に妥協したくないというおふたりにぴったりのブランドです。

また、「ダイヤモンドの白一色ではなく、もっと私らしい個性を出したい」というこだわり派の女性には、Bizoux(ビズー)のように様々な天然石を扱うブランドで、自分の誕生石や大好きな色のカラーストーンをあしらったリングを兼用として選ぶのも、特別感があって非常に素敵ですよ。

大人気!「重ね付け(セットリング)」のコーディネート術

編集部:兼用という選択肢がある一方で、やはり2つの指輪を揃えたいという方も多いですよね。その中で今大流行している「重ね付け(セットリング)」の魅力について教えてください。

金子:セットリングとは、婚約指輪と結婚指輪を同じ左手の薬指に「重ねて着ける」ことを前提にデザインされた指輪のことです。

これまでは「婚約指輪は特別な日だけ」というイメージでしたが、重ね付けをすることで、ご友人とのランチやちょっとしたお出かけなど、日常のあらゆるシーンで婚約指輪をカジュアルに楽しめるようになりました。2本の指輪が重なることでボリューム感と華やかさが増し、手元が劇的に美しく見えるのが最大の魅力です。

編集部:重ね付けをする際、デザインはどのように合わせれば綺麗に見えますか。

金子:美しく見せるためのコーディネートの基本は、「ライン(形状)を揃えること」です。

  1. ストレート×ストレート 最も王道で上品な組み合わせです。まっすぐなライン同士は隙間なくぴったりと重なり、きちんとした清潔感のある印象を与えます。
  2. ウェーブ(S字)×ウェーブ 指を細く長く見せてくれるS字ライン同士の組み合わせです。動きのある柔らかなラインが重なることで、女性らしくエレガントな手元を演出してくれます。
  3. V字×V字 指をスッキリとスタイリッシュに見せてくれるV字ライン。結婚指輪のV字の窪み部分に、婚約指輪のセンターダイヤモンドがピタッと収まるように計算されたセットリングは、まさにパズルのピースが合ったような完璧な美しさがあります。

もし、「セットリング専用として売られているものではなく、自分らしい組み合わせを見つけたい」という場合は、全国の商業施設に店舗を展開しているBLOOM(ブルーム)へ足を運んでみてください。トレンドを押さえた様々なラインの指輪が豊富に揃っているので、別々のシリーズから「この婚約指輪と、この結婚指輪の重ね付けが可愛い!」と、自分だけのコーディネートを楽しみながら見つけることができますよ。

素材を変える「コンビネーション」で上級者のおしゃれを

編集部:重ね付けをする際、プラチナとプラチナなど、同じ素材(色)で揃えなければいけないのでしょうか。

金子:いいえ、全くそんなことはありません!むしろ最近は、あえて違う素材を組み合わせる「コンビネーション」の重ね付けが、おしゃれ上級者の間で大人気です。

例えば、「プラチナの婚約指輪」に「イエローゴールドの結婚指輪」を重ねるスタイル。プラチナの凛とした輝きと、ゴールドの華やかでカジュアルな色合いが混ざり合うことで、普段のファッションや、お手持ちのゴールド系のアクセサリー、腕時計とも非常に合わせやすくなります。「ピンクゴールド」を合わせれば、より肌馴染みが良く、優しい印象の手元になります。

ルールに縛られず、ご自身の普段の服装や好みに合わせて、自由にコーディネートを楽しんでくださいね。

婚約指輪も結婚指輪も「手作り」するという特別な体験

編集部:2つの指輪を揃えるにあたって、手作りを選ぶカップルもいるのでしょうか。

金子:はい、最近は非常に増えています!婚約指輪と結婚指輪、どちらも自分たちの手で作るという体験は、既製品を買うのとは全く違う深い感動があります。

例えば、大人気の鎌倉彫金工房では、プロの職人さんのサポートのもと、結婚指輪はもちろん、ダイヤモンドをあしらった本格的な婚約指輪も手作りできるコースがあります。彼が一生懸命作ってくれた婚約指輪と、ふたりで作り合った結婚指輪を重ねて着けた時の喜びは、何にも代えがたい一生の宝物になります。手作りならではのハンマーの叩き跡(槌目模様)を2つの指輪でお揃いにするのも、とてもロマンチックですよね。

手作り結婚指輪の詳しい流れや魅力については、関連記事のふたりだけの手作り結婚指輪!制作の流れから費用相場まで徹底ガイドもあわせてご覧ください。

また、「いきなり高価な指輪を買ったり作ったりするのはハードルが高い」という場合は、ペアアクセサリー専門店のFISSで、まずはプロポーズや婚約の証としてカジュアルなペアリングを購入し、それを重ね付けのアイテムとして日常的に楽しむという、現代的でスマートな方法もおすすめですよ。

購入のタイミングは?重ね付け前提なら「同時購入」が吉

編集部:婚約指輪と結婚指輪は、どのタイミングで買うのがベストでしょうか。

金子:もし「重ね付け」を少しでも考えているのであれば、婚約指輪と結婚指輪は「同じタイミングで(同時に)購入する」ことを強くおすすめします。

別々の時期に、別々のお店で購入すると、いざ2つを重ねた時にラインが合わずに不自然な隙間ができてしまったり、デザインのテイストがちぐはぐになってしまったりするリスクがあります。同じブランドで同時に購入すれば、その場で重ねた時の相性を確認できますし、初めからセットリングとして緻密に計算された美しい組み合わせを選ぶことができます。

また、同時購入することで、ブランドから割引や内側への誕生石プレゼントといった特典を受けられるケースも多いため、予算的にも非常にお得になることが多いです。

ウエディングプランナーからのメッセージ

編集部:兼用や重ね付けなど、現代の指輪の楽しみ方がとてもよくわかりました。

金子:指輪の選び方に、「こうしなければならない」という絶対のルールはありません。兼用にして質の高い1本を毎日大切に着けるのも素晴らしいですし、重ね付けをして日々のファッションに合わせて楽しむのも素敵です。

一番大切なのは、おふたりのこれからのライフスタイルにしっくりと馴染み、指輪を見るたびに幸せな気持ちになれることです。「重ねたら可愛いかな」「このデザインならおばあちゃんになっても似合うね」と、未来の姿を想像しながら、おふたりらしい最高の指輪選びを楽しんでくださいね。

編集部:金子さん、本日は充実したアドバイスをありがとうございました!

おすすめの婚約指輪・結婚指輪ブランド&工房比較

記事内でご紹介した、兼用リング探しや重ね付けのコーディネートを楽しむのにおすすめのブランドや、手作り体験ができる工房をまとめました。おふたりの理想のスタイルに合わせて比較してみてください。

L&Co.(エルアンドコー) 1937年創業の老舗ジュエラー。自社一貫製造による圧倒的なコストパフォーマンスが魅力です。兼用リングとして最適な高品質のハーフエタニティリングや、重ね付け用のセットリングを適正価格で手に入れたい、本物志向のおふたりに強くおすすめします。

BLOOM(ブルーム) トレンドを取り入れた洗練されたデザインが豊富に揃うブランド。全国の商業施設に店舗があるため、ストレートやウェーブなど様々なラインの指輪を気軽に重ね付けして試着し、自分だけのベストな組み合わせを見つけやすいのが魅力です。

Bizoux(ビズー) 世界中から厳選された多彩な天然石を取り扱うブランド。兼用リングとして自分の誕生石を使った個性的な指輪を選んだり、シンプルな結婚指輪に色鮮やかなカラーストーンの婚約指輪を重ねて、他の人とは被らないおしゃれを楽しみたい方にぴったりです。

鎌倉彫金工房 婚約指輪も結婚指輪も、本格的なクオリティで自分たちの手で作れる大人気の工房。職人の手厚いサポートのもと、重ね付けした時のバランスまで考えながら、世界に一つだけの温かみのあるオリジナルセットリングを作り上げる体験ができます。

FISS ペアアクセサリーの専門店。本格的なブライダルリングを探す前に、まずは婚約の証として手頃でカジュアルなペアリングを身に着けたいカップルや、重ね付けのアクセントとして自由に刻印を入れたオリジナルリングを作りたい方におすすめです。

LiiNA(リーナ)へのお問い合わせ

LiiNA(リーナ)では、婚約指輪と結婚指輪の兼用や重ね付けのコーディネートに関するご相談から、その指輪をお披露目する結婚式場のプロデュース、ドレスやタキシードのスタイリング、そして当日の進行まで、ウェディングに関するすべてのステップをサポートしております。

「重ね付けした指輪が綺麗に見えるような、手元の写真撮影(前撮り)にこだわりたい」「形式張らない、おふたりらしい自由な雰囲気のウェディングパーティーを開きたい」など、どのようなご相談でも大歓迎です。

代表の金子が専属のウエディングプランナーとして、おふたりの想いに丁寧に寄り添い、理想を形にするお手伝いをさせていただきます。その他、ウェディングについてなんでも、まずはお気軽にご声がけください。

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