結婚指輪の王道といえば、長年にわたり純白の輝きを放つプラチナが圧倒的な支持を集めてきました。しかし近年、若い世代を中心に「普段のファッションに合わせやすい」「自分の肌の色にしっくりと馴染む」という理由から、ゴールド素材の結婚指輪を選ぶカップルが急増しています。
ゴールドと一口に言っても、華やかなイエローゴールド、温かみのあるピンクゴールド、洗練されたホワイトゴールドなど、その色合いは様々です。そして、どのゴールドが似合うかは、一人ひとりが生まれ持った肌の色「パーソナルカラー(イエベ・ブルベ)」によって大きく変わってきます。
一生に一度の結婚指輪だからこそ、自分の手元を一番美しく見せてくれる運命のゴールドを見つけたいですよね。今回は、数々のカップルの指輪選びや結婚式づくりをサポートしてきたLiiNA代表で現役ウエディングプランナーの金子さんに、パーソナルカラーに基づくゴールドリングの選び方や、おしゃれに着けこなすコツを徹底解説していただきました。
なぜ今、プラチナではなくゴールドの結婚指輪が選ばれているの?
LiiNA編集部:金子さん、今回は「ゴールドの結婚指輪」がテーマです。ウエディングの現場でも、プラチナではなくゴールドを選ぶお客様は増えているのでしょうか。
金子:はい、ここ数年で本当に増えましたね。少し前までは「結婚指輪=プラチナ」という固定観念が強かったのですが、最近はおふたりの価値観が多様化し、「いかにも結婚指輪」というフォーマルすぎるデザインよりも、自分たちらしく日常に溶け込むものを好む傾向が強まっています。
LiiNA編集部:普段着に合わせやすい、というのが大きな理由なんですね。
金子:その通りです。普段着ているお洋服がカジュアルなテイストだったり、日常的に着けている時計やアクセサリーがゴールド系だったりする場合、左手の薬指だけがプラチナだと少し浮いてしまうことがあります。ゴールドの結婚指輪なら、普段のファッションの延長線上で、とてもおしゃれに身に着けることができるんです。例えば、日常使いしやすいジュエリーを展開しているBLOOM(ブルーム)などのブランドは、まさに今のカップルの「普段着にスッと馴染むカジュアルさ」というニーズを上手く捉えていて、若い世代を中心にとても人気がありますね。
LiiNA編集部:なるほど。でも、ゴールドというと少し派手になりすぎないか心配という声も聞きませんか?
金子:たしかに、ひと昔前は「ゴールド=派手なジュエリー」というイメージを持つ方もいらっしゃいました。しかし、現代のブライダルリングに使われているゴールドは、表面のツヤを消すマット加工を施したり、繊細なヘアライン仕上げにしたりすることで、驚くほど肌馴染みが良く、落ち着いたアンティーク調の雰囲気に仕上がっているものが多いんです。
イエベ(イエローベース)さんに似合うゴールドの色味は?
LiiNA編集部:ゴールドには色々な種類がありますが、自分に似合う色を見つけるにはどうすれば良いのでしょうか。最近よく聞く「パーソナルカラー」が関係してくるのでしょうか。
金子:はい、パーソナルカラー診断は指輪選びにおいて非常に大きなヒントになります。生まれ持った肌や瞳の色から、イエローベース(イエベ)とブルーベース(ブルベ)のどちらの傾向が強いかを知ることで、手が最も美しく見えるゴールドの色味を絞り込むことができます。
LiiNA編集部:まずは「イエベ(イエローベース)」の方に似合うゴールドを教えてください。
金子:イエベの方は、少し黄みがかった温かみのある肌色が特徴です。このタイプの方に圧倒的に似合うのが「イエローゴールド」です。イエベの肌にイエローゴールドを乗せると、肌のトーンがパッと明るくなり、健康的で華やかな印象を与えてくれます。また、少し落ち着いた雰囲気がお好みなら、ブラウンがかった「シャンパンゴールド」もとてもよく似合いますよ。
LiiNA編集部:イエベさんには黄みのあるゴールドがぴったりなのですね。品質面で気をつけることはありますか?
金子:結婚指輪として選ぶなら、変色しにくい「K18(18金)」以上の純度のものを選ぶことが大切です。例えば、1937年創業の老舗ジュエリーブランドであるL&Co.(エルアンドコー)は、自社工房で高品質なK18イエローゴールドの指輪を製造しており、老舗ならではの滑らかな着け心地と確かな品質が魅力です。一生モノのゴールドリングとして、自信を持っておすすめできますね。
ブルベ(ブルーベース)さんに似合うゴールドの色味は?
LiiNA編集部:では、「ブルベ(ブルーベース)」の方にはどのようなゴールドが似合いますか?
金子:ブルベの方は、青みがかった透明感のある肌色が特徴です。ブルベの肌には、黄みの強いイエローゴールドを合わせると指輪だけが浮いて見えてしまうことがあります。そこでおすすめなのが「ピンクゴールド」や「ホワイトゴールド」です。特にピンクゴールドは、ブルベの透き通るような白い肌に血色感をプラスしてくれて、手元をとても優しく、女性らしく見せてくれます。
LiiNA編集部:ピンクゴールドは可愛らしいイメージでしたが、肌を綺麗に見せてくれる効果があるのですね。
金子:そうなんです。ただ、ここで一つ注意していただきたいのが、同じ「ピンクゴールド」でも、ブランドによって配合している金属の割合が違うため、赤みが強いものや、黄色みが強いものなど、色合いが微妙に異なるという点です。ですので、パーソナルカラーはあくまで目安として、最終的には必ず自分の指にはめてみて、全身の鏡でバランスを見ることが大切です。
LiiNA編集部:微妙な色味の違いにまでこだわりたい場合は、どう探せば良いでしょうか。
金子:地金(金属)の色合いやテクスチャーに徹底的にこだわりたい感度の高いおふたりには、Bizoux(ビズー)などのブランドがおすすめです。Bizouxは天然石の美しさで有名ですが、実は肌を美しく見せる絶妙なニュアンスカラーのゴールド素材も得意としています。ブルベさんの肌に透明感を与えるような、芸術的な色合いのゴールドリングが見つかるはずです。
ふたりで違う色を選ぶ「シミラールック」も今のトレンド
LiiNA編集部:男性の場合はいかがでしょうか。男性でピンクゴールドやイエローゴールドを着けることに抵抗がある方もいるかもしれません。
金子:男性の場合は、イエベ・ブルベに関わらず、少し渋みのある「ホワイトゴールド」や、ツヤを消したマットな「イエローゴールド」を選ばれる方が多いですね。また、女性はピンクゴールド、男性はホワイトゴールドといったように、ふたりで素材の色を変える「シミラールック」の結婚指輪も今とても人気があります。
LiiNA編集部:必ずしもふたりで全く同じ色にしなくても良いのですね。
金子:はい、無理に同じ色に合わせる必要はなく、それぞれが一番似合う色を選ぶのが長く愛用するコツです。もし、素材の色を変えつつもふたりの絆を感じられる指輪にしたいなら、鎌倉彫金工房のような手作り工房で、お互いの指輪を作り合うというのも素敵です。女性はピンクゴールド、男性はホワイトゴールドを選び、同じハンマーを使ってお揃いの「槌目(つちめ)」模様をつければ、色が違っても見事なペア感が生まれます。
LiiNA編集部:手作りでペア感を出すというのは、とてもロマンチックですね。色々なゴールドを比較してみたい場合はどうすれば良いでしょうか。
金子:たくさんのブランドのゴールドの色味やデザインを一度に比較したい場合は、国内最大級の品揃えを誇るFISS(フィス)などのオンラインショップを活用するのが賢い方法です。「ピンクゴールド」「イエローゴールド」といった素材で絞り込み検索ができるので、近くに店舗がない方でも効率的におふたりの好みをすり合わせることができますよ。
イエベ・ブルベ別に見つかる!おすすめのブランド&工房5選
LiiNA編集部:対談の中でも魅力的なブランドがいくつも登場しましたが、改めてゴールドの結婚指輪を選ぶのにおすすめのブランドや工房をまとめてご紹介します。
金子:はい、それぞれのブランドで得意とするゴールドの色味やデザインのテイストが異なるので、ぜひパーソナルカラーや普段のファッションを思い浮かべながらチェックしてみてください。
・BLOOM(ブルーム) 「私らしい私」をコンセプトに、日常のファッションに溶け込む優しいデザインを展開しています。ピンクゴールドやイエローゴールドを使った細身で繊細なリングが豊富で、まるで普段のおしゃれなアクセサリーの延長のように身に着けることができます。価格帯もリーズナブルなので、予算を抑えつつもトレンド感のあるゴールドリングを探しているイエベ・ブルベ双方の方にぴったりです。 BLOOMの公式サイトはこちら
・L&Co.(エルアンドコー) 1937年創業という歴史ある老舗ジュエリーブランドです。自社工房の熟練職人が手掛けるK18イエローゴールドやピンクゴールドの指輪は、一生モノにふさわしい重厚感と滑らかな着け心地が魅力です。イエベさんに似合うイエローゴールドはもちろん、ブルベさん向けのホワイトゴールドなど、本物志向の高品質なリングを適正価格で手に入れたいおふたりにおすすめです。 L&Co.の公式サイトはこちら
・Bizoux(ビズー) 天然石の美しさで有名なブランドですが、実は地金(金属)へのこだわりも尋常ではありません。シャンパンゴールドなどの絶妙なニュアンスカラーの素材を扱っており、表面のテクスチャーも非常に芸術的です。「自分のパーソナルカラーを活かして、肌を最高に美しく見せる魔法の色を見つけたい」という感度の高いおふたりは、絶対にチェックすべきブランドです。 Bizouxの公式サイトはこちら
・鎌倉彫金工房 おふたりで結婚指輪を手作りできる大人気の工房です。ゴールド素材の指輪を自分たちでハンマーで叩いて仕上げる「槌目(つちめ)」のデザインは、ゴールドならではの温かみと手作りのクラフト感が絶妙にマッチして、見事なアンティーク調に仕上がります。お互いの肌色に合わせて別々のゴールドカラーを選ぶ「シミラールック」を楽しみたいカップルに最適です。 鎌倉彫金工房の公式サイトはこちら
・FISS(フィス) 国内最大級の品揃えを誇る、ペアリングやブライダルジュエリーのオンラインショップです。圧倒的な数のブランドを取り扱っているため、「イエローゴールド」「ピンクゴールド」といった素材で絞り込み検索をして、デザインや価格を一度に比較することができます。まずは色々なゴールドの色味やデザインの全体像を把握したいというおふたりの強い味方になります。 FISSの公式サイトはこちら
ゴールドの輝きから広がる。LiiNAが叶える自由なウェディング
LiiNA編集部:ゴールドの結婚指輪は、ブランドによって色味も雰囲気も本当に様々ですね。お気に入りのゴールドリングを見つけたら、結婚式のイメージもさらに広がりそうです。
金子:まさにその通りです!指輪選びは、おふたりのウェディングのコンセプトを決めるための素晴らしい道標になります。例えば、温かみのあるイエローゴールドの指輪を選んだなら、その雰囲気に合わせて、ドライフラワーをたっぷり飾ったラスティックなガーデンウェディングや、アンティーク家具が並ぶ歴史あるレストランでのパーティーが似合いそうですよね。
LiiNA編集部:指輪のテイストと結婚式の会場がリンクしていると、とてもおしゃれですね。
金子:ええ。逆に、ピンクゴールドの優しくフェミニンな指輪を選んだのであれば、柔らかなチュールのウェディングドレスに、淡いピンクやホワイトの生花をあしらったロマンチックな空間づくりがぴったりハマります。指輪に込めたおふたりの「好き」という感覚は、結婚式全体を彩る最高のテーマになるんです。だからこそ、私たちLiiNAでは、その想いを余すことなく形にするお手伝いをしています。
LiiNA編集部:LiiNAさんのプロデュースの魅力ですね。具体的にはどのようなサポートをしてもらえるのでしょうか。
金子:LiiNAは、特定の結婚式場に所属していないフリーランスのウェディングプランナーチームです。そのため、おふたりの状況やご希望に合わせて、本当に必要なサポートだけを自由な形でご提供できるのが強みです。
LiiNA編集部:それは頼もしいですね。結婚式の時期や人数、予算などがまだ何も決まっていなくても相談して良いのでしょうか?
金子:もちろんです!「何から手をつけていいかわからない」という真っ白な状態の方こそ、一番最初の相談相手として私たちLiiNAを頼っていただきたいです。指輪選びでイエベやブルベを気にするように、結婚式もおふたりの「パーソナルな魅力」を最大限に引き出すことが私たちの仕事です。おふたりだけの特別なウェディングを、ゼロから一緒に創り上げていきましょう。
LiiNA編集部:おふたりのニーズに合わせて柔軟に伴走してもらえるのは、本当に心強いですね。金子さん、本日はゴールドリングの魅力と選び方について、素晴らしいお話をありがとうございました。
金子:ありがとうございました。おふたりの肌に優しく馴染む運命のゴールドリングと、一生の思い出に残る最高の結婚式に出会えることを心から応援しています。どんな些細なことでも構いませんので、ぜひお気軽にご相談にいらしてくださいね。
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LiiNAでは、指輪選びで見つけたおふたりの好みを大切に、枠に縛られない自由なウェディングづくりをサポートしています。
「自分たちにぴったりの式場だけを提案してほしい」という式場探しのみのご相談から、「この指輪の雰囲気に合うウェディングドレスのスタイリングだけをお願いしたい」といったポイントでのサポート、そして「まだ時期も人数も何も決まっていないけれど、ゼロからウェディングのトータルプロデュースを任せたい」というフルサポートまで、おふたりのご状況に合わせて柔軟にご対応いたします。
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