「結婚式の準備も終盤になり、招待状や席次表などのペーパーアイテムをどうするか迷っている」 「費用を抑えるために手作りキットを買ってみたけれど、選んだ一流レストランの雰囲気に合わず、安っぽく見えてしまわないか不安」
ドレスや会場のコーディネートが決まり、いざテーブルの上の「細部」を詰める段階になって、多くの花嫁様がこの壁に直面します。 結婚式において、ゲストが最も長い時間目にして、実際に自分の手で触れるもの。それがメニュー表や席札といった「ペーパーアイテム」です。
特に、ゲストとの距離が近く、お料理の美しさが際立つレストランウェディングにおいては、この小さな紙切れ一枚の「手触り」や「文字の美しさ」が、空間全体の品格を左右すると言っても過言ではありません。
今回は、数々の洗練されたウエディングを手がけてきたLiiNA代表でありプランナーの金子に、LiiNAマガジン編集部がインタビューを行いました。 レストランウェディングだからこそこだわるべき「引き算の紙選び」と、大人の美意識をゲストの記憶に刻むペーパーアイテムの正解について、深く紐解いていきます。
ゲストが直接「手で触れるもの」への投資という美学
LiiNAマガジン編集部(以下、編集部): 本日はよろしくお願いします。ペーパーアイテムといえば、結婚式の準備の中で「節約ポイント」として手作りされる方も多いアイテムですが、レストランウェディングにおいてはどのような考え方が正解なのでしょうか。
LiiNA代表/ウエディングプランナー 金子(以下、金子): はい。たしかに費用を抑えるためにご自宅のプリンターで手作りされる方もいらっしゃいますし、それが悪いわけでは決してありません。 しかし、LiiNAでご案内しているような『銀座ハプスブルク』をはじめとする一流のレストランを舞台に選ばれたのであれば、「ペーパーアイテムこそ、最も質にこだわるべきアイテムの一つ」だとお伝えしています。
編集部: それはなぜでしょうか。
金子: レストランでの結婚式は、一般的な披露宴よりもゲストとおふたり、そして「ゲストとテーブル」の距離が圧倒的に近いからです。 お席に着いたゲストが一番最初に手に取るのが席札であり、お食事が始まるのを楽しみにしながらじっくりと眺めるのがメニュー表です。そのとき、指先から伝わる紙の「手触り」や「重み」は、そのままその日の結婚式の「格」としてゲストの無意識に刻み込まれます。
編集部: たしかに、高級なレストランのメニュー表は、カバーの質感や紙の厚みからしてすでに違いますね。
金子: その通りです。空間やカトラリーが一流なのに、そこに置かれている紙が薄っぺらい光沢紙だったり、家庭用プリンターのインクが滲んでいたりすると、どうしてもそこだけが「ハリボテ」のように浮いてしまいます。 だからこそ、装花や過剰な演出を削ぎ落としてでも、ゲストが直接手で触れるペーパーアイテムの「質」には、しっかりと予算と美意識を投資していただきたいのです。
色や柄ではなく、「質感」と「文字の美しさ」で魅せる
編集部: では、具体的にどのようなペーパーアイテムが、一流のレストラン空間に似合うのでしょうか。
金子: ここでもやはり「引き算の美学」が重要になります。 お花柄やレースの模様が印刷された過剰なデザインではなく、紙そのものの素材感と、文字(タイポグラフィ)の美しさだけで勝負する、凛としたデザインが最も空間に映えます。
編集部: 素材感とは、たとえばどのような紙を選ぶべきですか。
金子: おすすめは、空気を含んだような温かみのある「コットンペーパー」や、手漉きのような風合いを持つ少し厚手の上質な紙です。 そこに、活版印刷(文字が少し凹むようにプレスされる伝統的な印刷技法)で文字を刻むと、レストランのアンバーな間接照明の下で美しい陰影が生まれます。
また、カリグラフィー(西洋の美しい手書き文字)をデザインに取り入れるのも素晴らしいですね。 真っ白、あるいは少しグレーがかった上質な紙に、洗練されたフォントで「Menu」とだけ美しく組まれている。そうした静かで引き算されたデザインこそが、大人の花嫁の知性と余裕を雄弁に語ってくれます。
持ち込み無料だから叶う。本物のクリエイターへの直接オーダー
編集部: そうした上質なペーパーアイテムを用意しようとすると、式場の提携業者では見つからなかったり、高額になったりしそうです。
金子: おっしゃる通りです。一般的な式場のカタログには、誰にでも無難にウケるような大量生産のデザインが多く、もし本当に上質なものを式場経由で頼めば、高額なマージンが上乗せされてしまいます。
しかし、LiiNAは「お持ち込み料完全無料」です。 おふたりがInstagramで見つけた素晴らしい活版印刷のスタジオや、憧れのカリグラファーに直接オーダーをして、自由に持ち込んでいただくことができます。
編集部: マージンがないからこそ、本当に質の高いクリエイターにお願いできるのですね。
金子: はい。たとえば、LiiNAのプロデュースで「高砂の過剰なお花」を引き算すれば、数万円〜十数万円の予算が浮きます。その浮いた予算のほんの一部を使うだけで、すべてのゲストのメニュー表や席札を、最高の活版印刷で仕上げることができるのです。 「飾るためのお金」を手放し、ゲストの「触覚と記憶に残る手触り」へと予算をシフトさせる。これこそが、ルールに縛られないLiiNAだから叶う、本質的な価値の創り方です。
テーブルの上に、ふたりの美意識を静かに置く
編集部: 最後に、ペーパーアイテム選びに悩まれているおふたりへ、メッセージをお願いします。
金子: たかが紙一枚、と思われるかもしれません。しかし、その小さな一枚の紙にこそ、おふたりのゲストへの敬意と、決して揺るがない美意識が宿ります。
お料理を待つ間、ゲストがその上質な紙の手触りを感じながら、これから運ばれてくる極上の一皿に想いを馳せる時間。 そんな静かで贅沢なプロローグを、私たちと一緒にデザインしていきましょう。おふたりの空気感にぴったりの、洗練されたクリエイター探しからお手伝いさせていただきます。
LiiNAがご提案する、手触りから伝わる大人のペーパーアイテム
過剰な色柄や手作りのプレッシャーを手放し、本物の紙質と美しいタイポグラフィで魅せる。 LiiNAでは、提携の縛りや持ち込み料をなくし、おふたりの美意識に本当に響くプロのクリエイターへ自由にオーダーできる、妥協のない結婚式をご提案しています。
上質なペーパーアイテムが、アンティークのテーブルに美しく馴染む『銀座ハプスブルク』などの名店のみをご案内。
「自分たちの雰囲気に合う、おしゃれなペーパーアイテムの探し方がわからない」 「装花とペーパーアイテムを組み合わせた、テーブルコーディネートの相談をしたい」 そのご希望を、まずはコンシェルジュデスクへお持ちください。 実際に上質なコットンペーパーや活版印刷のサンプルに触れていただきながら、おふたりのハレの日にふさわしい「美しい手触り」を、温かいお茶を飲みながらゆっくりと一緒に見つけていきましょう。