「遠方からのゲストも多いから、宿泊もできるホテルのほうが安心だろうか」 「でも、本当に美味しいお料理をゆっくり楽しんでもらうなら、絶対にレストランがいい」

結婚式の会場選びをスタートした大人世代のおふたりが、必ずと言っていいほど直面する究極の分かれ道。それが「ホテルウエディング」と「レストランウエディング」の比較です。

どちらも、大切なゲストをおもてなしするための素晴らしい舞台であることに間違いはありません。しかし、この二つは根本的に「何に最も価値を置いているか(何にお金をかけるか)」という設計思想が全く異なります。

今回は、数々の洗練されたウエディングを手がけてきたLiiNA代表でありプランナーの金子に、LiiNAマガジン編集部がインタビューを行いました。 ホテルが持つ「設備の安心感」と、一流レストランが約束する「美食と自由の贅沢」。それぞれの本質的な違いを紐解き、おふたりの美意識に最もふさわしいハレの日の選び方を語り尽くします。

「街」としてのホテルと、「邸宅」としてのレストラン

LiiNAマガジン編集部(以下、編集部): 本日はよろしくお願いします。会場選びの最初のステップとして、ホテルとレストランで迷われているおふたりには、まずどのようなお話をされるのでしょうか。

LiiNA代表/ウエディングプランナー 金子(以下、金子): はい。「ホテルとレストランは、そもそも建物の目的が全く違いますよ」という大前提からお話しするようにしています。

ホテルというのは、宿泊はもちろん、宴会、レストラン、ラウンジ、写真室、美容室など、あらゆる機能が一つに集約された「ひとつの巨大な街」のようなものです。何百人という人が同時に安全に、そして快適に過ごせるように、完璧なインフラ(設備)が整えられています。

一方、私たちがご提案する一流のレストランは、極上の料理とワイン、そして会話を楽しむためだけに研ぎ澄まされた「美食のための邸宅」です。

編集部: 「街」と「邸宅」。とてもわかりやすい例えですね。

金子: ええ。もしおふたりのご結婚式が、100名を超える大規模なものであったり、会社の上層部の方を多数お招きする厳格な披露宴であったり、あるいは車椅子での長距離移動が必要なゲストが多い場合は、すべての設備が館内で完結するホテルの「インフラの力」が圧倒的な安心感に繋がります。

しかし、もしおふたりが「30名〜50名程度の本当に大切な人たちだけで、ゆっくりと美味しい食事を楽しみたい」と願うのであれば、巨大なインフラはオーバースペック(過剰設備)になりかねません。

システマチックな進行か、一皿に命を懸ける美食か

編集部: お料理の面でも、ホテルとレストランでは違いが出るのでしょうか。

金子: そこが、レストランを選ぶ最大の理由であり、最も顕著な違いが現れる部分です。 ホテルのお料理ももちろん素晴らしいのですが、構造上、複数の宴会場で何百人分ものコース料理を同じタイミングで提供しなければなりません。そのため、どうしてもバックヤードでは「いかに効率よく、間違いなく、一斉に料理を出せるか」というシステマチックな調理工程が求められます。

編集部: ある程度の作り置きや、マニュアル化が必要になるということですね。

金子: その通りです。対して、一流のレストランには「おふたりのゲストのためだけの厨房」があります。 たとえばLiiNAでご案内している『銀座ハプスブルク』では、ダイニングのすぐ隣で、シェフがゲストの食べるペースをじっと見極めています。お肉の火入れの最も完璧な瞬間、ソースの香りが一番華やぐ温度。その「奇跡のような一皿」を届けることに、すべての神経が注がれているのです。

編集部: 効率ではなく、純粋な美味しさだけを追求できるのですね。

金子: はい。「無難に美味しい」ではなく、何年経っても「あのお肉料理の香りが忘れられない」とゲストの記憶に深く刻み込まれる。それが、レストランウエディングが誇る圧倒的な美食の力です。

最も残酷な違い。提携の「縛り」と「持ち込みの自由」

編集部: 設備や料理の違いはよくわかりました。他に、準備を進める上で知っておくべき違いはありますか。

金子: 実は、おふたりの満足度に最も直結するにもかかわらず、見落とされがちなのが「アイテム選びの自由度」です。 ホテルウエディングの多くは、ドレス、お花、写真、引き出物に至るまで、すべて「ホテルが提携している業者」の中から選ぶという厳格なパッケージルールが存在します。

編集部: もし、提携外のドレスを着たい場合はどうなるのでしょうか。

金子: 高額な「持ち込み料」を支払うか、最悪の場合は持ち込み自体を断られてしまいます。 ホテルという巨大なインフラを維持するためには、提携業者からの紹介手数料(マージン)が不可欠なビジネスモデルになっているからです。そのため、おふたりの「これが着たい」「これを贈りたい」という美意識が、ルールの壁に阻まれてしまうことが少なくありません。

編集部: それは、こだわりのある大人世代のおふたりにとっては息苦しいですね。

金子: だからこそ、LiiNAの「お持ち込み料完全無料」で叶えるレストランウエディングが、圧倒的な自由と価値を生み出すのです。 私たちがご案内するレストランには、提携の縛りも、理不尽な持ち込み料もありません。

ヴィンテージショップで見つけた運命のドレスを纏い、お気に入りのテーラーで仕立てたタキシードを着る。引き出物には、おふたりが休日に通っている名店の焼き菓子を自由に選ぶ。 「設備の安心」を手放す代わりに、おふたりは「お料理の絶対的なクオリティ」と「美意識を貫ける完全な自由」を手に入れることができるのです。

何にお金を使い、何を記憶に残したいか

編集部: 最後に、ホテルとレストランで迷われているおふたりへ、メッセージをお願いします。

金子: 結婚式に「絶対の正解」はありません。 広々としたロビーや、充実した付帯設備が絶対に必要だと感じるのであれば、ホテルはこれ以上ない素晴らしい舞台になります。

しかし、もしおふたりが「見栄えのする設備よりも、目の前の一皿の美味しさにこだわりたい」「ルールに縛られず、自分たちが本当に価値を感じるものだけにお金を使いたい」と願うのであれば。 迷わず、一流のレストランを選んでください。

おふたりの大切な方々を、極上の美食と、心地よい自由が息づく空間でおもてなしする。 そんな、妥協のない大人のためのハレの日を、私たちが全力でサポートいたします。

LiiNAがご提案する、自由と美食を極めるレストランウエディング

「設備の安心」ではなく、「本物の美食と完全な自由」を選ぶ大人のためのウエディング。 LiiNAでは、ホテル特有の提携の縛りや持ち込み料といった制限を手放し、おふたりの美意識を100%空間に反映できる、妥協のない結婚式をご提案しています。

お料理もホスピタリティも一流の、『銀座ハプスブルク』をはじめとする銀座エリアの厳選された名店のみをご案内。

「ホテルとレストラン、自分たちにはどちらが合っているか分からない」 「費用感や自由度の違いについて、もっと詳しく知りたい」 そのご不安な気持ちを、まずはそのままコンシェルジュデスクへお持ちください。 おふたりのゲストの顔ぶれや大切にしたい価値観を伺いながら、一番美しくて納得のいくハレの日の舞台を、温かいお茶を飲みながら一緒に紐解いていきましょう。