「ウェルカムスペースに何を飾ればいいのかわからない」 「SNSで見かけるような、たくさんの写真や小物を並べるのは、自分たちのキャラクターに合わない気がする」

結婚式の準備の中で、意外と多くの花嫁様がプレッシャーを感じるのが、ゲストを最初にお出迎えする「ウェルカムスペース」の装飾です。 一般的な専門式場やホテルの場合、待合室やロビーが非常に広く、無機質に作られていることが多いため、そこを「おふたりらしさ」で埋め尽くして華やかに装飾することが半ば常識とされています。

しかし、美食と会話を楽しむために選んだ「一流のレストラン」において、その「とにかく空間を小物で埋める」という足し算の法則は、時としてレストランが持つ本来の品格を損なってしまう原因になります。

今回は、数々の洗練されたウエディングを手がけてきたLiiNA代表でありプランナーの金子に、LiiNAマガジン編集部がインタビューを行いました。 レストランウェディングだからこそ映える「引き算のウェルカムスペース」と、大人の美意識が宿る上質な空間づくりについて、深く紐解いていきます。

「殺風景を隠す」必要がない。エントランスから完成された空間

LiiNAマガジン編集部(以下、編集部): 本日はよろしくお願いします。ウェルカムスペースの装飾について、レストランウェディングならではの考え方はあるのでしょうか。

LiiNA代表/ウエディングプランナー 金子(以下、金子): はい、大前提として「無理にたくさん飾る必要はまったくありません」と最初にお伝えしています。 先ほどお話しに出た通り、一般的な式場がたくさんの装飾を必要とするのは、何もない殺風景な空間を隠し、非日常感を演出するためです。しかし、私たちがご案内しているような名店のレストランは、ゲストがエントランスの扉を開けたその瞬間から、すでに「完成された極上の空間」が広がっています。

編集部: 空間そのものが、すでにおもてなしの役割を果たしているのですね。

金子: その通りです。たとえば『銀座ハプスブルク』であれば、重厚なマホガニーの扉やアンティークの調度品が、ゲストを非日常の歴史ある世界へと一瞬で引き込みます。 そうしたすでに美しく整えられた空間に、100円ショップで買った小物や、過剰なバルーン、ポップすぎるお写真をたくさん並べてしまうと、空間の格調高さと喧嘩をしてしまい、かえって安っぽい印象を与えてしまうのです。

空間の余白を活かす。「一つだけの上質なもの」を置く美学

編集部: では、レストランの雰囲気を壊さずにおふたりらしさを表現するには、どうすればいいのでしょうか。

金子: 「引き算の美学」を徹底することです。ごちゃごちゃと数を並べるのではなく、空間の余白を贅沢に使い、「本当に上質なものを、一つか二つだけ」凛と飾ることをおすすめしています。

たとえば、おふたりのお名前が美しいカリグラフィー(手書き文字)で記された、厚手の上質なコットンペーパーのウェルカムボードを一枚だけ、アンティークのイーゼルに立てかける。 あるいは、おふたりの思い出の場所で撮ったモノクロの写真を、マットで細身の上質なフレームに入れて、一輪の洗練されたお花とともにコンソールテーブルにそっと置く。

編集部: とてもシンプルですが、それだけで十分におふたりの知性と大人の余裕が伝わってきそうです。

金子: ええ。あれもこれもと情報を詰め込むのではなく、「このレストランの空間自体が、私たちがゲストに見せたかった景色です」という自信を持って、余白を楽しんでいただきたいのです。飾るものを厳選するからこそ、そこにある一つのアイテムの「素材感」や「美しさ」がより一層際立ちます。

持ち込み無料だから叶う。労力を手放し、質へ投資する

編集部: 飾るアイテムを少なくすることは、準備の負担を減らすことにも繋がりますね。

金子: はい、実はそこがとても重要です。多くの花嫁様が、結婚式直前までウェルカムスペースの小物を買い集めたり、手作りしたりすることに膨大な時間と労力を削られ、疲弊してしまっています。 LiiNAでは、そうした「飾らなければいけない」というプレッシャーをまずは手放していただきます。

そして、LiiNAの「お持ち込み料完全無料」という仕組みを最大限に活かしていただきたいのです。

編集部: 具体的には、どのように活きるのでしょうか。

金子: 小物をたくさん買って持ち込むのではなく、「本当に質の良いアイテム」をプロにオーダーして持ち込むことに、予算と時間をシフトしていただきます。 式場の提携業者に頼むとマージンが乗って高額になってしまうウェルカムボードも、LiiNAなら自由にクリエイターを探して直接オーダーできます。

余計な装飾品の買い出しをやめた分の数万円を使って、人気のカリグラファーに美しい文字を書いてもらう。あるいは、お気に入りのフローリストに、エントランスに飾るための洗練された枝物の装花を少しだけお願いする。 「飾る労力」を手放し、本物のクリエイターの「質」に投資する。それが、一流のレストランにふさわしい、大人のための賢いお金の使い方です。

ゲストの視線を奪わない、静かなお出迎え

編集部: 最後に、ウェルカムスペースの準備に悩まれているおふたりへ、メッセージをお願いします。

金子: ウェルカムスペースは、おふたりの「作品展示の場」ではありません。これから始まる美味しいお料理と、温かい会話の時間へ向けて、ゲストの心を少しだけ解きほぐすための「プロローグ」です。

情報を詰め込みすぎてゲストの視線を奪うのではなく、美しい空間の余白を感じながら、ゆったりとコートを預け、食前酒へ向かっていただく。 そんな、静かで上質なお出迎えの時間を、私たちと一緒にデザインしていきましょう。何もしないことの贅沢さを、どうか安心して楽しんでください。

LiiNAがご提案する、引き算の美学が息づくウェルカムスペース

過剰な小物を並べるプレッシャーを手放し、本物の空間の美しさを活かす引き算のコーディネート。 LiiNAでは、提携の縛りや持ち込み料をなくし、おふたりの美意識に本当に必要な上質なアイテムだけを選ぶ、洗練された空間づくりをご提案しています。

飾らなくてもエントランスからすでに美しい、銀座エリアの厳選された名店のみをご案内。

「ウェルカムスペースに何を飾ればいいか迷っている」 「手作りの労力を減らしつつ、おしゃれで上質な空間にしたい」 そのご希望を、まずはコンシェルジュデスクへお持ちください。 おふたりの空気感にぴったりの、無理のない自然体で美しいお出迎えの形を、温かいお茶を飲みながらゆっくりと一緒にデッサンしていきましょう。