結婚式という特別な一日に、日本の伝統的な美しさを纏いたい。 白無垢や色打掛といった「和装」に憧れを抱く花嫁様は、いつの時代も絶えることがありません。

しかし、いざ「美味しい料理を楽しめるレストランウェディング」を検討し始めると、ひとつの迷いが生まれることがあります。 「洋風のレストランの空間に、和装は浮いてしまわないだろうか」 「和装を着るなら、やはり専門の和風の式場や料亭を選ばなければならないのではないか」

そんなご不安に対して、「洗練されたレストランという空間にこそ、和装は美しく映えるのです」と静かに語るのは、元ドレススタイリストとしての確かな審美眼を持つ、LiiNA代表でありプランナーの金子です。

今回は、LiiNAマガジン編集部が金子にインタビューを行い、レストランウェディングで叶える「和装」の魅力と、モダンな空間だからこそ際立つ、凛とした大人の美意識について紐解いていきます。

レストランウェディングに和装は合わない? モダンな空間が引き出す「美しいコントラスト」

LiiNAマガジン編集部(以下、編集部): 本日はよろしくお願いします。レストランウェディングを検討されているおふたりから、「洋風のレストランに和装は合いますか?」というご相談は多いのでしょうか。

LiiNA代表/ウエディングプランナー 金子(以下、金子): はい、とてもよくいただきます。レストランといえば洋館やモダンなダイニングのイメージが強いため、どうしても「ドレスを着る場所」という先入観を持たれている方が多いですね。

編集部: たしかに、洋風の空間に和装を合わせることに、ハードルを感じる方は少なくありません。

金子: ですが、実は「洗練された洋の空間」と「伝統的な和の装い」の掛け合わせは、ハッとするほど美しいコントラストを生み出します。 たとえば、銀座の歴史ある重厚なレストラン。使い込まれたアンティークの調度品や、深みのある無垢材のテーブルの傍らに、純白の白無垢や、金糸が贅沢に施された色打掛を纏った花嫁様が静かに佇む。 それは決して「ちぐはぐ」なものではなく、大正ロマンのような、どこかノスタルジックで洗練された大人の空気を醸し出してくれるのです。

編集部: なるほど。和風の空間に和装を合わせる「正統派」とはまた違う、モダンな美しさが生まれるのですね。

金子: はい。もちろん、どんなレストランでも良いというわけではありません。チープな造りの空間では、和装の持つ重厚感に空間が負けてしまいます。 だからこそ、LiiNAでご案内している『銀座ハプスブルク』や『Ginza ONO Gratia』のような、空間そのものが「本物」であることが絶対条件になります。空間の設えが本物であれば、そこにお着物の絹の艶や繊細な刺繍が重なったとき、お互いの魅力を最大限に引き立て合うことができるのです。

元ドレススタイリストが語る。大人の和装選びと「引き算のコーディネート」

編集部: 金子さんは元ドレススタイリストとしてのキャリアもお持ちですが、レストランで和装を着こなすためのポイントはありますか。

金子: ドレスの時と同じく、徹底した「引き算」を意識することです。 和装はそれ自体がとても力強く、華やかな存在感を持っています。だからこそ、髪型を過剰に盛り上げたり、華美なヘアアクセサリーをたくさんつけたりするのではなく、潔くシンプルなシニヨンにまとめ、お着物の柄や質感そのものを主役にする。

編集部: 足し算をしていくのではなく、素材の力に頼るのですね。

金子: その通りです。ゲストと近い距離でテーブルを囲むレストランウエディングだからこそ、遠目で見せるための派手な色使いよりも、「手触り」や「ディテール」が重要になります。

たとえば、手仕事の温もりが伝わる相良刺繍(さがらししゅう)が施された色打掛や、真っ白ではなく、ご自身の肌色にすっと馴染む生成り色の白無垢。 自然光が差し込むレストランの窓辺で、その絹の柔らかな光沢が透けて見える瞬間は、本当に息を呑むほど美しいものです。

持ち込み無料だから叶う。本物の「和装」を妥協なく選ぶ自由

編集部: ただ、結婚式場が提携している衣装店では、和装の品揃えが少なかったり、自分が着たいと思うような洗練されたお着物が見つからない、という声もよく耳にします。

金子: そこが、多くのおふたりが直面する最も大きな壁です。 専門式場やホテルでは、「和装はこの提携ショップのカタログから選んでください」と指定されることがほとんどです。もし、本当に気に入ったお着物を外部の専門店で見つけて持ち込もうとすると、ドレス以上に高額な「持ち込み料」が請求されるケースが少なくありません。

編集部: 和装の持ち込み料は、どうしても高額になりがちですよね。

金子: だからこそ、LiiNAの「お持ち込み料が完全無料」というプロデュースの仕組みが、和装をご希望されるおふたりにとって大きな意味を持ちます。

提携店の縛りがないため、アンティークの着物を専門に扱うこだわりのショップから、大正時代の希少な引き振袖をレンタルして持ち込むこともできます。あるいは、お母様やお祖母様が大切に保管されていた思い出の振袖を、花嫁衣装としてお召しになることも自由です。

編集部: 持ち込み料という制限がないからこそ、自分たちの美意識に真っ直ぐに向き合った「本物」を選ぶことができるのですね。

金子: はい。不要なマージンや持ち込み料を削ぎ落とした分、おふたりの予算はすべて「お着物本来の価値」や「上質なお料理」へと美しく還元されます。それこそが、LiiNAがご提案したい大人の賢いお金の掛け方なのです。

和装での歓談を心地よく。レストランならではの「美味しい距離感」

編集部: 和装はドレスに比べて重さもあり、動きにくさや疲れを心配される方もいらっしゃいます。その点、レストランウエディングとの相性はいかがでしょうか。

金子: 実は、和装とレストランウエディングの相性は、体への負担という面でも非常に理にかなっています。 広大なホテルや専門式場では、挙式会場から披露宴会場への移動や、お色直しでの長い導線など、お着物を着て歩き回る場面が多くなります。

一方で、過剰な演出を省いたレストランウエディングであれば、おふたりは席に座り、美味しいお料理をゆっくりと味わいながら過ごす時間が中心になります。

編集部: おふたりが動き回るのではなく、ゲストの方がおふたりの席へ足を運んでくださるのですね。

金子: はい。おふたりは落ち着いて席に座ったまま、運ばれてくる極上のお料理を楽しみ、グラスを持って会いに来てくれたご家族やご友人と、ゆっくりと会話を交わす。 物理的な負担が少ないからこそ、心からの笑顔でゲストをおもてなしすることができるのです。

編集部: 最後に、レストランでの和装を検討されているおふたりへメッセージをお願いします。

金子: 「洋の空間に和の装い」という選択は、決して奇をてらったものではありません。本物の上質な空間に、本物の美しい絹を重ねる。それは、大人の審美眼を持ったおふたりだからこそ辿り着ける、とても洗練されたハレの日の形です。

もし、お着物を着たいけれど会場の雰囲気やルールに悩まれているのなら。どうかその想いを諦めず、一度私たちにお話をお聞かせください。 おふたりの美意識が凛と輝く、心地よい和装のレストランウエディングを、一緒に描いていきましょう。

LiiNAがご提案する、自由で美しい和装のレストランウエディング

「持ち込み無料」だからこそ叶う、妥協のない和装選び。 LiiNAでは、高額な持ち込み料や提携店の制限を手放し、本物の絹の美しさを纏う、大人のための和装ウエディングをご提案しています。

『銀座ハプスブルク』や『Ginza ONO Gratia』など、和装の重厚感と美しく調和する、銀座エリアの厳選された名店をご案内。

「和装を着たいけれど、どんな空間が合うか分からない」 まだ具体的なイメージが固まっていなくても構いません。まずは、おふたりが惹かれるお着物の色合いや、大切にしたい時間の手触りについて、コンシェルジュデスクでゆっくりとお話ししませんか。