「おじいちゃんやおばあちゃんにも、私たちの晴れ姿を見せてあげたい」 ご家族を中心とした温かい結婚式を思い描くとき、大好きなお祖父様やお祖母様、そしてご高齢のご親族の顔が真っ先に浮かぶおふたりは多いはずです。
しかし、いざ「レストランウェディング」を検討し始めると、ふと立ち止まる瞬間があります。 「フレンチのコース料理は、おじいちゃんたちには重すぎるのではないか」 「ナイフとフォークに慣れていないから、食べるのに疲れてしまうかもしれない」 「レストランだと、段差が多くて移動が大変なのではないか」
大切なご家族だからこそ、少しでも負担をかけず、心からくつろいでほしい。 今回は、数々の温かい家族婚を手がけてきたLiiNA代表でありプランナーの金子に、LiiNAマガジン編集部がインタビューを行いました。
ご高齢のゲストも安心して楽しめる、上質なレストランならではの「食の配慮」と、負担の少ない大人のハレの日のつくり方について紐解いていきます。
「フレンチは重くて食べにくい」という不安の正体
LiiNAマガジン編集部(以下、編集部): 本日はよろしくお願いします。ご高齢のゲストをご招待する際、「レストランの洋食は口に合わないのではないか」と心配されるおふたりは多いのでしょうか。
LiiNA代表/ウエディングプランナー 金子(以下、金子): はい、とてもよくご相談いただきます。普段から和食に親しまれているご高齢の方にとって、「フレンチ=バターや生クリームがたっぷりで胃がもたれる」「ナイフとフォークの使い方がわからず緊張する」というイメージは根強くあります。
編集部: たしかに、結婚式のお料理といえば、ボリュームのあるお肉料理や濃厚なソースが定番という印象があります。
金子: そうですね。一般的な結婚式場やホテルで、何十人、何百人というゲストに同じメニューを一斉にお出しする場合、どうしても「誰が食べてもわかりやすい、しっかりとした味付け」になる傾向があります。 しかし、おふたりが選ぶ舞台が「一流のレストラン」であれば、その心配はまったく不要です。
編集部: 一流のレストランでは、お料理の質が違うということでしょうか。
金子: 質はもちろんですが、何より「柔軟性」が圧倒的に違います。 たとえば、一流のレストランのフレンチは、過剰なバターや油に頼らず、コンソメや素材から丁寧にひいた出汁(フォン)の旨味をベースにしています。そのため、ご高齢の方でも「すっと胃に入って、最後まで美味しく食べられた」と驚かれることが本当に多いのです。
一流のシェフだから叶う。「お箸で食べる」究極のおもてなし
編集部: 味付けだけでなく、ナイフとフォークが使いづらいという物理的な負担についてはどうでしょうか。
金子: そこが、レストランウェディング最大の強みです。 おふたりから事前にお申し出があれば、ご高齢のゲストのお席には、あらかじめお箸をセッティングしておくことができます。さらに、お肉料理やお魚料理は、厨房でシェフが「お箸で食べやすい一口サイズ」に美しくカットしてからテーブルへお運びします。
編集部: それは素晴らしい配慮ですね。ご本人も周りに気を使うことなく、ご自身のペースでお食事が楽しめます。
金子: はい。さらに、「どうしてもお肉が苦手」というお祖母様には、メイン料理を特別に鯛のポワレや真丈(しんじょう)のような柔らかいお魚料理に変更するなど、一人ひとりの体調や好みに寄り添った「究極の個別対応」が可能なのです。 これは、作り置きをせず、厨房とダイニングの距離が近いレストランだからこそできる、本質的なおもてなしです。
移動を最小限に。レストランが叶える「座ったままの贅沢」
編集部: お食事以外の面で、ご高齢のゲストへの配慮として気を付けるべきことはありますか。
金子: 「移動の負担を減らすこと」です。 広大なホテルや専門式場では、エントランスから親族控室、挙式を行うチャペル、そして披露宴会場へと、館内を何度も長距離移動しなければなりません。これは、足腰に不安のあるご高齢のゲストにとって、想像以上に大きな負担になります。
編集部: エレベーターの乗り降りや、長い廊下を歩くのは大変ですよね。
金子: 一方、レストランウェディング、特に「挙式なし」や「宴内人前式」のスタイルを選べば、ゲストは会場に到着して席に着いたら、あとはお開きまで移動する必要がありません。
編集部: おふたりの方から、ゲストの席へ足を運ぶのですね。
金子: その通りです。おじいちゃんやおばあちゃんは、座り心地の良い椅子に腰掛けたまま、美味しいお料理をゆっくりと味わい、グラスを持ってお話しに来てくれたおふたりや親族との会話を楽しむ。 物理的な負担が少ないからこそ、心からの笑顔で一日を過ごしていただけるのです。
エレベーターや段差の確認。プロが見極める「ハード面の安心」
編集部: とはいえ、レストランは結婚式専用の施設ではないため、バリアフリーなどの設備面が心配です。
金子: おっしゃる通り、そこは会場選びで最もシビアに見極めなければならないポイントです。 どんなにお料理が美味しくても、入口に急な階段しかなかったり、お手洗いに行くのに段差が多かったりするレストランは、ご高齢のゲストをお招きする舞台としてはふさわしくありません。
編集部: LiiNAでは、どのような基準でレストランを選んでいるのでしょうか。
金子: LiiNAでご案内している『銀座ハプスブルク』や『Ginza ONO Gratia』などの名店は、お料理のクオリティはもちろんのこと、「エレベーターで直接フロアに上がれるか」「車椅子でもスムーズに移動できる導線があるか」「お手洗いは使いやすいか」といったハード面の条件を、私たちがプロの目線で厳しくチェックしています。
おふたりには、ただ純粋に「おじいちゃんたちに何を食べて喜んでほしいか」だけを考えていただき、設備や導線といった見えにくいリスクは、すべて私たちが事前に排除いたします。
編集部: 最後に、ご高齢のゲストをご招待することに不安を感じているおふたりへ、メッセージをお願いします。
金子: 「おじいちゃん、おばあちゃんに負担をかけたくない」というおふたりの優しいお気持ちは、何よりも尊いものです。 一流のレストランが持つ「お料理の柔軟性」と、私たちプランナーの「空間選びの目利き」があれば、その優しさを、必ず最高のおもてなしの形に変えることができます。
「美味しいね」と目を細めるお祖父様やお祖母様の笑顔は、おふたりにとって一生の宝物になるはずです。 どうかご不安を手放して、大切なご家族に一番美味しい記憶を届ける、温かいレストランウェディングを一緒に描いていきましょう。
LiiNAがご提案する、高齢ゲストにも優しいレストランウエディング
「お箸で食べるフレンチ」や「移動の少ないワンフロア」。 LiiNAでは、おふたりの優しい配慮をそのまま形にできる、柔軟性とホスピタリティに満ちた一流のレストランウエディングをご提案しています。
エレベーターやバリアフリーなどのハード面も、プロの目で厳しくチェックした『銀座ハプスブルク』をはじめとする銀座エリアの厳選された名店のみをご案内。
「祖父母を呼びたいけれど、お料理や移動が心配」 そのご不安を、まずはそのままコンシェルジュデスクへお持ちください。 ご家族全員が心からくつろぎ、「美味しかったね」と笑顔で帰路につける、温かく安全なハレの日の舞台を、一緒に探していきましょう。